Jリーグ 大分トリニータ

J2大分、授乳室案内の対応策発表。熊本サポーターの批判投稿が発端か

大分トリニータのホーム レゾナックドーム大分 写真:Getty Images

 大分トリニータは今月13日、明治安田生命J2リーグ第15節ロアッソ熊本戦をレゾナックドーム大分で開催。熊本サポーターのSNS投稿をきっかけにスタジアム内の授乳室を巡る議論が白熱する中、アウェイサポーターによる授乳室利用要望への対応策を明示している。

 熊本サポーターのツイートによると、授乳室がアウェイエリアになかったため、ホームエリアに行こうとしたらスタッフから断られたとのこと。女子トイレでの授乳を案内されたため、「トイレで飯食えと?まじ呆れました。人の心もないんかね」と不満を爆発させたが、その後スタッフからの案内を受けて問題解決に至ったことを報告していた。

 当該ツイートは14日16時までに削除。すると、ツイッター上では熊本サポーターの投稿削除に対する批判や攻撃的な投稿が見られたほか、大分側の試合運営改善を求める意見や熊本サポーターへの謝罪メッセージもある。

 そんな中、大分は18日に「5月13日の試合におけるお客様よりいただいた代表的なご意見について」と題したニュースをリリース。「ビジターエリアのお客様よりフェンス封鎖後に授乳室を利用する為の通り抜けの要望がありました」と熊本サポーターからの要望に触れると、「ビジターエリアのフェンスを封鎖後に授乳室の利用者や体調不良等の為にフェンスの通り抜けが必要とクラブが判断した場合には対応をいたします」と案内した。