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C大阪サポ、大阪ダービーでルール違反か!G大阪ホームエリア侵入で物議

セレッソ大阪のゴール裏 写真:Getty Images

 セレッソ大阪は3日に敵地パナソニックスタジアム吹田で行われた明治安田生命J1リーグ第11節で、ガンバ大阪に2-1と勝利。大阪ダービーを制した一方、C大阪サポーターによるG大阪の運営規定違反が議論の対象となっている。

 G大阪は大阪ダービー開催2日前に「5/3(水・祝)明治安田生命J1 第11節 大阪ダービー 試合情報」と題したニュースをリリース。「ビジターチームサポーターのお客様へ」として「ビジターチームの応援グッズ着用はビジター自由席、カテゴリー4ミックス、カテゴリー4FVミックスのみとなります」

 「ビジター自由席、カテゴリー4ミックス、カテゴリー4FVミックス以外は、すべてホームエリアとなり、ビジターユニフォーム・応援グッズを着用・使用しての応援、観戦は不可となります。また、ビジターユニフォームや応援グッズを着用・使用していなくてもビジターチームを応援する行為は一切不可となります」と案内していた。

 しかし、G大阪のホームエリアであるカテゴリー6でC大阪の応援グッズを身に着けたファンが試合後、C大阪サポーターのチャントにあわせて飛び跳ねていたとのこと。この時の様子がツイッター上で瞬く間に拡散されると、「アウェイのルールを遵守すべきだ」、「G大阪負けたことによって、C大阪サポーターの違反バレたのか」、「大阪ダービーで毎回問題起こっているような気がする」といった声が噴出。

 一部のC大阪サポーターからアウェイ席拡大をはじめG大阪の運営規定改善を求める意見が上がると、両クラブサポーターの間での論争に発展している。

 なおC大阪は通算60回目となる大阪ダービーでの勝利により、7位に浮上。首位のヴィッセル神戸を勝ち点6差で追う一方、G大阪は4連敗により17位に。J2降格圏内の18位横浜FCとの勝ち点差は1に縮まっている。