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板倉滉と日本人CBコンビ結成?伊藤洋輝にボルシアMG関心「独2部降格で…」

伊藤洋輝(写真左)と板倉滉(写真右) 写真:Getty Images

 VfBシュツットガルト所属の日本代表DF伊藤洋輝は、以前から移籍が噂されている。今年1月にはブンデスリーガ(ドイツ1部)他クラブからのオファーが届いたと報じられているが、ここにきてボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)でDF板倉滉とチームメイトになる可能性が浮上している。

 英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版がは今月中旬、ボルフスブルクが今年1月に移籍金800万ユーロ(約11億4000万円)にくわえてMFジョシュア・ギラヴォギの譲渡という条件で、伊藤獲得のオファーを提示したと報道。シュツットガルトは拒否したとみられる。

 その上で「シュツットガルトは財政面でプレッシャーにさらされており、今年の夏に再び移籍金収入で黒字計上しなければならない」とし、DFボルナ・ソサ、DFコンスタンティノス・マブロパノス、伊藤のうち2名の放出が必至と主張していた。

 するとドイツ紙『ライニッシェ・ポスト』は、「ボルシアMGに日本人センターバックコンビ?」と見出しをうち、伊藤に対するボルシアMGからの関心を報道。リーグ戦残り9試合でシュツットガルトが最下位に沈んでいることに触れた上で、「シュツットガルトが2部降格となれば、移籍金が安くなる可能性がある」と綴っている。

 同選手は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへレンタル移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、2021/22シーズン終了後に買い取りオプション行使により完全移籍。シュツットガルトと新たに2025年6月までの複数年契約を結んでおり、今季もセンターバックの主力選手としてリーグ戦ほぼ全試合で先発出場している。

 なお伊藤の去就については、昨年11月から複数回にわたりローマ移籍の可能性も報じられている。シュツットガルトでMF遠藤航やMF原口元気とともにプレーしているが、クラブの成績次第では今夏移籍に向かうことも考えられる。