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伊東純也の元同僚。コロンビア代表DF弱音吐く「アジア遠征の辛さは…」

ジョン・ルクミ 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は今月28日、キリンチャレンジカップ2023コロンビア戦に臨む。そのコロンビア代表は24日に韓国代表と対戦。チーム内からアジア遠征による弊害を指摘する声が上がっている。

 コロンビア代表はMFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)やFWラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)ら主力選手もアジア遠征に帯同。韓国戦ではFWソン・フンミン(トッテナム)の2ゴールで先行されたものの、後半キックオフからわずか4分間で同点に追いつき、2-2と引き分けた。

 代表チーム一行は25日に来日。韓国戦でフル出場したDFジョン・ルクミ(ボローニャ)は、コロンビアのテレビ番組『GOL Caracol』出演時に日本戦のプランを聞かれると「(韓国戦と同じく)前半のミスをハーフタイムで修正して、後半に安定感を維持することを考えているよ」と語っている。

 一方で、同選手はアジア遠征による難しさにも言及。「(ヨーロッパと東アジアの)時差に慣れるのに3日かかったと思う」と、韓国戦でベストパフォーマンスを発揮できなかった言い訳をしている。

 ルクミは2019年6月の国際親善試合パナマ戦でデビューすると、カタールW杯南米予選敗退後の昨年6月以降はコンスタントに出場。昨季までベルギー1部KRCヘンクでFW伊東純也とチームメイトだった。

 なおコロンビア代表は日本代表と過去に5度対戦して3勝1分1敗。ブラジルW杯グループリーグ最終戦で4-1と勝利した一方、ロシアW杯グループリーグ初戦では1-2と敗北。直近では2019年3月の国際親善試合で1-0と勝利しているが、ルクミはこの一戦でメンバー外だった。