鎌田大地のプレミア移籍は？リバプールがフリー獲得候補9名リストアップか

　日本代表MF鎌田大地は、今季限りでのブンデスリーガ（ドイツ1部）アイントラハト・フランクフルト退団がほぼ確実とみられている。ボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ（イングランド1部）複数クラブからの関心が伝えられる中、リバプールがフリー移籍による獲得選手の候補に鎌田を含めたと現地で報じられている。

　英メディア『Caught Offside』は今月下旬、リバプールが移籍金で獲得可能な新戦力候補として鎌田やMFアドリアン・ラビオ（ユベントス）、MFマルコ・アセンシオ（レアル・マドリード）、MFフセム・アワール（オリンピック・リヨン）など9名をリストアップした可能性があると報道。

　鎌田について「攻撃面で中盤からダイレクトな仕掛けを好むユルゲン・クロップ監督にとって、この日本代表選手が気になる存在であることは十分理解できる」とし、リバプールの戦術にフィットする可能性を主張している。

　鎌田は先月、ドルトムント移籍で口頭合意に達したと伝えられていた。しかしドイツ紙『ビルト』は今月はじめに「彼はドイツ国外への移籍を望んでいる」と報道。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからの関心が報じられているが、一部メディアは依然としてドルトムントを移籍先の最有力候補に挙げている。

　くわえてASローマの専門サイト『ローマ・ライブ』は今月18日に「チアゴ・ピントSD（スポーツディレクター）が鎌田を観察。ファイナンシャル・フェアプレー規則に抵触するような補強をUEFAが認めないため、ローマにとって移籍金ゼロでの新戦力獲得は完璧だ」とリポート。セリエA（イタリア1部）移籍の可能性も浮上しており、依然として同選手の去就は不透明とみられる。