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新潟MF伊藤涼太郎の海外移籍予告!川崎戦決勝弾にアルベル監督元右腕反応

アルビレックス新潟のゴール裏 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟所属のMF伊藤涼太郎は今月11日、明治安田生命J1リーグ第4節・川崎フロンターレ戦で決勝ゴールをマーク。試合後、かつてバルセロナの下部組織やアルビレックス新潟でコーチを務めていたオスカル・エルナンデス氏が同選手の海外移籍を予告した。

 伊藤涼太郎は川崎フロンターレ戦で先発出場すると、前半22分にDF渡邊泰基からのパスをペナルティエリア付近で受けると、そのまま右足を振りぬき先制ゴールを奪取。後半14分にはフリーキックを蹴ると、シュートはクロスバーを直撃。追加点とはならなかったが、見せ場を作ってファンを沸かせている。

 同選手のパフォーマンスには、日本国内のみならず海外から熱視線が注がれている。かつて2020シーズンにアルベル・プッチ・オルトネダ監督の右腕としてアルビレックス新潟を支えていたオスカル・エルナンデス氏は「J1屈指の強豪、川崎フロンターレにアルビレックス新潟快勝」とツイート。

 「伊藤涼太郎の昨シーズン、そして今シーズンのここまでのレベルは凄まじい。プレミアリーグとブンデスリーガはすでに彼を知っていると確信した」と海外挑戦の可能性に言及すると、アルビレックス新潟サポーターから「それ以上言わないで」、「シーズン途中での退団は勘弁」といった悲鳴が上がっている。

 なお元アルビレックス新潟所属選手では、昨年7月にMF本間至恩がベルギー1部クラブ・ブルッヘのリザーブチームであるクリュプNXTへ完全移籍している。北海道コンサドーレ札幌戦につづきゴールを決めた伊藤涼太郎だが、果たして本間至恩につづく海外挑戦実現はあるのだろうか。