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シャルケ吉田麻也「ドルトムント戦勝ち点1でも十分」独紙から酷評も満足

吉田麻也(写真左) 写真:Getty Images

 シャルケ所属のカタールW杯日本代表DF吉田麻也は今月11日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・ドルトムント戦でフル出場。ダービーマッチでの勝ち点1獲得に満足感をあらわにするとともに、サポーターに感謝の思いを伝えている。

 今回のダービーマッチでは前半からドルトムントが主導権を握ると、38分にDFニコ・シュロッターベックのゴールで先制。しかしシャルケも後半開始直後に同点に追いつくと、60分に勝ち越しゴールを許したものの79分に再び同点ゴールを奪取。一進一退の攻防が繰り広げられる中、2-2の引き分けで終了している。

 吉田麻也は試合後、ブンデスリーガ公式サイトを通じて「残念ながら2失点してしまいましたけど、ドルトムントはいいチームなので、勝ち点1でも十分だと思います」と試合結果を回顧。

 「僕たちのホームゲームは特別ですし、ブンデスリーガをより面白く、よりエキサイティングなものにしていると思うので、本当に嬉しいです」と、ホームスタジアムに詰めかけて後押ししてくれたサポーターに感謝している。

 また地元メディア『RUHR24』は吉田麻也に対して「3.5」(6段階評価で「1」が最高点)と及第点以下の評価を与えると、「最初にドルトムントの攻撃を見事なスライディングタックルで止めたが、それ以外は目立たなかった」と綴っている。

 なおシャルケはドルトムント戦引き分けにより、直近のリーグ戦7試合で2勝5分。勝ち点20で2部降格圏内の17位に沈んでいるが、ブンデスリーガ自動残留圏内の15位ヘルタ・ベルリンとの勝ち点差はわずか1ポイントだ。