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G大阪ネタ・ラヴィに神戸サポ差別的投稿…イスラエル誹謗中傷で批判殺到

ネタ・ラヴィ 写真:Getty Images

 Jリーグにおける差別的投稿が後を絶たない。明治安田生命J1リーグ第3節・ヴィッセル神戸対ガンバ大阪を今月4日に控える中、イスラエル代表MFネタ・ラヴィ(ガンバ大阪)に対してヴィッセル神戸サポーターとみられる人物が差別的投稿を繰り返し、SNS上で物議を醸している。

 ガンバ大阪は3日午後、クラブ公式ツイッターアカウントを通じてネタ・ラヴィのコメントを紹介。同選手はヴィッセル神戸戦にむけて「Jリーグを2試合経験して非常に競争力の高いリーグだと肌で感じることができました。明日は同じ地域のチームとしてダービーマッチに近い、熱が入る試合だと思いますし、自分たちの試合をして勝点3を手にしたいです」

 「開幕戦でも大阪から遠い柏までサポーターが駆けつけてくれて感謝しています。明日は大阪から近い神戸で、多くのサポーターの方が来場予想とお聞きしました。彼らの応援には感謝していますし、勝点3を皆さまにお届けしたいです」と意気込みを語っている。

 すると、この投稿に対してあるSNSユーザーが差別的投稿を連発。ネタ・ラヴィの母国イスラエルを誹謗中傷しているほか、遊び感覚で差別攻撃に及んだことをほのめかしている。

 当該ツイートは4日午前10時の時点で削除されているが、ガンバ大阪サポーターをはじめJリーグファンからは差別投稿に対する批判が殺到。

 「これは酷すぎる…」、「言われた本人じゃないけどシンプルに傷ついた」、「SNSやめた方がいいのでは」、「単なる煽りと差別的な罵詈雑言すら区別できないのか」、「遊び感覚でやることではない」、「アカウント削除して逃げるのかよ」といった声が上がっている。

 Jリーグでは以前から選手やクラブ関係者、クラブに対する差別的投稿や誹謗中傷が問題となっている。またツイッター上でのなりすましアカウントによる事案も発生しており、複数クラブが注意喚起を呼びかけている。