ツイッター上での論争にまさかの選手本人登場だ。明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪のサポーター間でMF中村仁郎を応援するゲーフラのデザインを巡って賛否両論が飛び交う中、とあるサポーターに対する同選手のメッセージに注目が集まっている。
事の発端は、とあるガンバ大阪サポーターが自身のツイッターアカウントにアップした中村仁郎のゲーフラだった。このゲーフラには同選手の後姿が描かれているほか「41 中村仁郎」と書かれており、洗練されたデザインがサポーターの間で反響を呼んでいた。
しかし一部のSNSユーザーが、デザイン面での問題点を指摘。「選手本人から許可をとっていないのでは？」という声を挙げるなど、肖像権の問題が絡むとの主張を展開していた。
すると、中村仁郎本人がゲーフラを作成したサポーターに「ゲーフラの件たまたま見たけど、めちゃくちゃ嬉しいです」、「気にせず使ってください」とダイレクトメッセージを送信。
このメッセージをサポーターがツイッター上で公開すると、「本人からメッセージ来るなんてすごい！」、「これこそまさにスカッとジャパン」、「やっぱり選手は自分のゲーフラ作ってもらうと嬉しいんだ！」、「中村選手素晴らしい対応だね！」、「ますます中村選手のファンになりました」といった好意的なコメントが数多く寄せられている。
なお中村仁郎は15歳10カ月29日でJ3リーグデビューを飾るなどガンバ大阪の下部組織で頭角を現すと、2020年12月には高校2年生ながらもJ1リーグでデビュー。昨年にトップチーム昇格を果たすと、2022シーズンはJ1リーグで9試合に出場していた。
また同選手はコンスタントに年代別代表でメンバー入り。2021年10月にはAFCアジアカップ予選に臨むU22日本代表に選出されている。
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