16位:横浜F・マリノス
戦力収支評価:D
主なOUT選手
- MF天野純(全北現代モータース:期限付き移籍)
- DF岩田智輝(セルティックFC:期限付き移籍)
- FWレオ・セアラ(セレッソ大阪:完全移籍)
- FW仲川輝人(FC東京:完全移籍)
主なIN選手
- FW植中朝日(V・ファーレン長崎:完全移籍)
- DF上島拓巳(柏レイソル:完全移籍)
- GK白坂楓馬(鹿児島ユナイテッドFC:復帰)
- MF井上健太(大分トリニータ:完全移籍)
2022シーズンのJ1王者に輝いた横浜F・マリノス。連覇に加え、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)優勝を目指す2023シーズンとなるが、秋以降開催される予定のACLとの二足の草鞋を履くには、やや心もとないスカッドとなっている。
昨季リーグMVPに選出されたDF岩田智輝がセルティックFC(スコットランド)へ移籍し、センターバック(CB)には柏レイソルからDF上島拓巳を獲得。ただし、岩田と比べると安定感に欠ける。
また、2019年のJ1得点王でありMVP受賞者であるFW仲川輝人の穴を埋めるべく、スピードとクロスの精度を兼備するMF井上健太を獲得。さらにFWレオ・セアラのポジションには、FW植中朝日を獲得した。両者共に昨季まではJ2。同様にJ1でもブレイクできるかは未知数と言わざるを得ない。
昨季は2チーム分の戦力を有していた横浜FMだけに、若返りを図ったにせよそれと比べるとやや選手層が薄くなっている。リーグ戦とACLでの優勝を目指すには、リーグ戦で序盤から勝ち点を重ね、ACLが始まる秋以降は序盤戦のリードを使いながら逃げ切ることが現実的だろう。
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