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柏移籍交渉は停滞?ブラジル代表ルーカスにJリーグクラブからオファーか

ルーカス・リマ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは、かつてミラン、バルセロナ、レアル・マドリードから関心を寄せられたブラジル代表MFルーカス・リマ(32)を移籍金ゼロにより獲得する可能性が伝えられている。しかしここにきて

 ルーカスは昨年12月、レンタル移籍期間満了によりブラジル1部フォルタレーザECを退団。レンタル元であるブラジル1部パルメイラスとも契約満了となり、今は無所属状態となっている。

 同選手の去就については、ブラジルメディア『ランセ』が今月3日に「彼は柏レイソルと交渉を進めている」と報道。選手サイドが中東移籍を拒否したことに触れた上で、翌週にも柏レイソルと合意に達する可能性を伝えていた。

 一方、ブラジルメディア『Bola Vip』は「ブラジル国内外の複数クラブが、ルーカス・リマの動向を注視している」と報道。選手サイドにはブラジル1部ゴイアスからコンタクトがあったこともあわせて伝えていた。

 するとブラジルメディア『UOL』は18日、ルーカスの現状について「ブラジル国内クラブとJリーグクラブからオファーが届いているが、まだ去就は不透明だ」とリポート。またシアノルテFCは同選手に対してパラナ州選手権開催期間中の短期契約を打診したが、反応がない模様。オファーを提示しているJリーグクラブについては、柏レイソルと明記していない。

 なおルーカスは2014年のブラジル1部サントス加入後にブレイクすると、2015年にはブラジル代表でデビュー。当時レアル・マドリードをはじめ欧州複数クラブからの関心が報じられたが、欧州移籍が実現することはなかった。