日本代表・海外組 海外日本人選手

鎌田大地がチェルシー移籍?バルセロナ関心もフランクフルト監督の去就影響

鎌田大地 写真:Getty Images

 カタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、アイントラハト・フランクフルトの契約延長オファーを拒否。今季終了後のフリー移籍やバルセロナ、トッテナム・ホットスパー、ボルシア・ドルトムントからの関心が伝えられる中、ここにきてフランクフルト現監督のオリバー・グラスナー氏とともにチェルシーへ移籍する可能性が浮上している。

 チェルシーはトーマス・トゥヘル監督のもとで2022/23シーズンに臨んだが、プレミアリーグで開幕から6試合で3勝1分2敗。9月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のディナモ・ザグレブ戦で敗れると、翌日にトゥヘル監督を解任。日本代表MF三笘薫(25)擁するブライトンからグレアム・ポッター監督を引き抜いていた。

 しかしポッター監督就任以降にチームの成績は下降。昨年11月以降は公式戦2勝1分6敗と黒星が先行しており、1月5日のプレミアリーグ第19節・マンチェスター・シティ戦から3連敗と苦戦。現地では今季2度目の監督交代の可能性が報じられている。

 ドイツ紙『ビルト』の報道によると、チェルシーは昨季UEFAヨーロッパリーグ優勝を果たしたグラスナー監督の招へいにむけて動いているとのこと。これによると、昨年9月のトゥヘル監督解任後にグラスナー監督へ接触したものの、本人はフランクフルトでの指揮継続の意思を示したという。

 また『ビルト』はチェルシーは現時点での監督交代は検討していないことに触れた上で、「チェルシーが今後ポッター監督に代わる人材を求めるようになっても不思議はない。そうなれば、再びグラスナー監督の出番だ」と綴っている。

 鎌田大地は昨年8月下旬、ポルトガル1部の強豪ベンフィカ移籍に迫っていたが、グラスナー監督からの説得をうけてフランクフルトに残留している。それだけにグラスナー監督の去就次第では、チェルシー移籍に傾くことも考えられる。