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FC東京トレヴィザンに中国移籍の噂。高額年俸・移籍金1.4億円でオファーか

エンリケ・トレヴィザン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・FC東京所属のブラジル人DFエンリケ・トレヴィザン(25)は、今月9日からの沖縄キャンプに参加しているが、ここにきて中国メディア『捜狐』が中国1部・山東泰山足球倶楽部へ移籍の可能性を報じている。

 トレヴィザンは2021シーズンにポルトガル1部エストリルからのレンタル先である大分トリニータで活躍。昨年1月にエストリルからFC東京へ完全移籍により加入したが、昨年4月の明治安田生命J1リーグ第10節・ガンバ大阪戦で左肩を脱臼。長期離脱を強いられたこともあり、2022シーズンはリーグ戦6試合の出場に終わった。

 しかし同選手は母国でリハビリに励むと、昨年12月にFC東京と2023シーズンの契約更新で合意。今月7日の「2023FC東京新体制発表会」に参加したほか、沖縄県国頭村でチームメイトとトレーニングに励んでいる。

 そんな中、『捜狐』は「日本メディアの報道を引用した」とした上で「トレヴィザンは山東泰山への加入に近づいている。山東泰山は年俸60万ユーロ(約8400万円)の3年契約、移籍金100万ユーロ(約1億4000万円)でオファーを提示した」とリポート。

 山東泰山は昨年負傷離脱したブラジル人DFジャドソン(31)のコンディション悪化を懸念しており、ジャドソンに代わる主力級のディフェンダーとしてトレヴィザンに白羽の矢を立てたという。

 トレヴィザンは今季から背番号を「44」に変更。新体制発表会ではDF木本恭生(29)とともに今季への意気込み等を語っていただけに、中国メディアの報道の信ぴょう性が気になるところだ。