Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌、兵役終了ク・ソンユンの復帰発表!来月にチーム合流へ

ク・ソンユン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌は25日、韓国代表GKク・ソンユン(28)の再獲得を公式発表した。

 ク・ソンユンは2015年にセレッソ大阪からコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)へ完全移籍すると、加入1年目からレギュラーに定着。2020シーズン途中まで正守護神として活躍したが、新型コロナウイルス感染拡大によりJリーグが中断すると将来的な兵役義務を見越して2020年5月にKリーグ1(韓国1部)大邱FCへ完全移籍していた。

 そして昨年2月から兵役義務により韓国国軍傘下の金泉尚武でプレーしていたが、今月7日に兵役期間を終了。兵役期間終了後は兵役義務開始前の所属クラブへ復帰するのが一般的だが、金泉尚武退団の翌日に大邱FCとの契約解除が公式発表されていた。

 またク・ソンユンは大邱FC退団の際、クラブ公式のビデオメッセージを通じて「ファンの皆さん、こんにちは。兵役期間が終わった後、個人的な事情で大邱FCと契約解除して、日本へ戻ることになりました」とJリーグ復帰を明言していた。

 そんな中、北海道コンサドーレ札幌の三上大勝代表取締役GMは25日、札幌市内のクラブ施設で開催されている『2022サポーターズデー in 宮の沢白い恋人サッカー場』に参加。サポーターの前でク・ソンユンの復帰を発表するとともに、来月からチームに合流することも明かした。

 なお北海道コンサドーレ札幌のゴールキーパー陣では、GK菅野孝憲(38)が今季リーグ戦でここまで27試合中21試合に先発出場。GK大谷幸輝(33)やGK中野小次郎(23)がバックアッパー1番手のポジションを争う構図となっている。