Jリーグ 清水エスパルス

清水ピカチュウに母国紙チクリ「来日から1カ月経つが…」定位置つかむも…

ヤゴ・ピカチュウ(写真左) 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・清水エスパルスの新加入選手であるブラジル人MFヤゴ・ピカチュウ(30)は、すでにレギュラーに定着。ただブラジル紙『O POVO』が、同選手に関する懸念材料を指摘している。

 ピカチュウはブラジル1部フォルタレーザECで主力選手として活躍すると、今年7月17日に清水エスパルスへの完全移籍が決定。7月31日の第23節・サガン鳥栖戦で先発出場しJリーグデビューを果たすと、その後は4試合つづけて先発出場。来日初ゴールはまだあげていないが、早くも右サイドハーフでレギュラーに定着している。

 『O POVO』は先月31日、ピカチュウに関する特集記事を掲載。「ピカチュウは、今季フォルタレーザECで44試合に出場し、17ゴール8アシストという素晴らしい成績を収めた。7月にチームを去ったが、今もなおフォルタレーザECの今季トップスコアラーに君臨している」と、ブラジル国内での成績を紹介している。

 また清水エスパルス加入後の出来については「清水エスパルスでは、絶対的なレギュラーとして起用されており、直近の全5試合に出場。チームは3勝2分と好成績を収めている」とリポート。ただ一方で「フォルタレーザEC退団から1カ月以上経つが、まだ日本でゴールを決めていない」と綴るなど、フォルタレーザEC時代との違いにも触れている。

 なお清水エスパルスは第27節終了時点で勝ち点31を獲得しており、11位につけている。チームのJ2降格圏脱出に大きく貢献しているピカチュウだが、今月3日のサンフレッチェ広島戦で来日初ゴールをマークできるのだろうか。