Jリーグ 水戸ホーリーホック

水戸・秋葉忠宏監督のブチギレ姿が話題「プロレスラー?」山口戦で黒星

秋葉忠宏監督 写真:Getty Images

 水戸ホーリーホックは20日、明治安田生命J2リーグ第32節・レノファ山口戦で0-1と敗北。試合後、メディアインタビューで怒りをあらわにする秋葉忠宏監督の姿が注目を集めている。

 水戸ホーリーホックは7月以降、J2リーグで2勝3分1敗。7月2日の横浜FC戦を最後に敗れていない中、今月13日開催予定だった東京ヴェルディ戦は台風8号の影響により延期となっていた。

 今月7日のブラウブリッツ秋田戦から間隔が空く中、水戸ホーリーホックは敵地でレノファ山口と激突。前半6分に先制ゴールを許すと、その後はポゼッションを高めながらも攻めあぐねる展開に。前半44分にはDF前貴之(28)の退場により数的優位に立ったが、チャンスをものにできず0-1で敗れた。

 すると試合後、秋葉忠宏監督はDAZN中継のインタビューに応じた際、90分の振り返りを求められると「何もない。今季最低のゲームです!」と語気を荒げる。

 つづけて「技術どうこうじゃない。戦う気持ち、勝つ執念、相手ねじ伏せようとする(気持ちが)まったく見れない。いやいいですよ、技術的なのどうでもいいよ。相手に勝つんだとか、ゴール奪うんだとか、そういう気持ちがまったく見れない」と選手たちに対する怒りをあらわにしている。

 この指揮官のインタビュー動画はツイッターで瞬く間に拡散されると「熱くていい監督だ」、「人間味が溢れている」、「この人はプロレスラー?」、「ウチにも喝を入れてほしい」という声が数多く上がる一方、「インタビュアーさん可哀想」、「賛否両論ありそう」、「パワハラか」といったコメントも寄せられている。

 なお、水戸ホーリーホックは今月23日にホームで大分トリニータと対戦する。大分トリニータの一部サポーターからは秋葉忠宏監督の言動をうけて「このタイミングで対戦するの嫌だなあ」、「お手柔らかにお願いします」といった声が上がっている。