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守田英正にチャンス到来!ヌネスのスポルティング退団でポルト戦先発か

守田英正 写真:Getty Images

 スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は、ポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(23)の退団により、レギュラーに定着する可能性があるようだ。18日、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。

 守田英正は先月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。4日の練習試合・UDヴィラフランクエンセ戦(ポルトガル2部)でデビューすると、その後のプレシーズンマッチでも猛アピール。今月8日のプリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕節・SCブラガ戦でヌネスとともに中盤センターで先発出場していた。

 ただ13日のプリメイラリーガ第2節・リオ・アヴェ戦では、後半途中から出場。中盤センターではヌネスとウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(21)がスタメンに抜てきされており、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は「守田英正はウガルテとのポジション争いでおくれをとっている」と見解を示していた。

 その中、中盤センターにおける主力選手だったヌネスがスポルティングCPを退団。今月18日になってウルバーハンプトン・ワンダラーズへ完全移籍している。

 これを受けて『レコルド』は「守田英正はマテウス・ヌネスに代わる直接、かつ自然な候補だ」と主張。ヌネスの穴を埋める存在として守田英正に期待を寄せているほか、21日のプリメイラリーガ第3節・ポルト戦での先発出場を予想した。

 なおスポルティングCPアシスタントコーチのカルロス・ペレイラ氏はSCブラガ戦後、守田英正を「彼は存分にパーソナリティを発揮し、良い新戦力であることを証明した。もう一人加えるべき選手だ」と評している。

 チーム内での評価を高めている同選手は、優勝争いのライバルであるポルトとの直接対決で真価が問われることになりそうだ。