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岡崎慎司、STVV加入確実に!「幹部が契約提示決断」と現地報道

岡崎慎司 写真:Getty Images

 元日本代表FW岡崎慎司(36)は、今月上旬からシント=トロイデンVV(STVV)の練習に参加。18日までにSTVVと正式に契約を結ぶことが確実となったようだ。ベルギー紙『Het Belang Van Limburg』が伝えている。

 岡崎慎司は昨季カルタヘナでプレーしていたが、スペイン2部リーグで2ゴール1アシストと結果を残せなかった。またスペイン紙『アス』は今年6月、岡崎慎司が2022/23シーズンの構想から外れていると報道。契約満了によるカルタヘナ退団が既定路線とみられているが、今もなお同選手の去就について公式発表していない。

 そんな岡崎慎司は今月8日からSTVVの練習に参加。『Het Belang Van Limburg』はトレーニング参加前日に「契約もあるのかどうかは、また別の話だ。岡崎慎司がSTVVのベルント・ホラーバッハ監督に好印象を与えた場合のみ、話が可能となる。STVVは原大智の再獲得を強く望んでいるが、決定するのはレンタル元のデポルティーボ・アラベスである」と見解を述べていた。

 ホラーバッハ監督は14日のメディアインタビューで「攻撃面で何かが足りないのは、誰が見ても分かると思う。早く新戦力がやって来ることを祈るしかない」

 「トレーニングにおける岡崎慎司の動きがとても素晴らしい。私は彼に驚いている。(岡崎慎司に関して)経営陣は私の意見を把握している。彼を獲得するかどうかは彼ら次第だ」と、岡崎慎司獲得の可能性があることを示唆。

 すると『Het Belang Van Limburg』は18日になって「ホラーバッハ監督をはじめとするコーチ陣は、岡崎慎司のパフォーマンスに納得している。STVV幹部も移籍金ゼロの岡崎慎司に契約を提示することを決断した」と報道。同選手のSTVV加入が秒読み段階だと伝えた。

 STVVの攻撃陣では、昨季チーム内得点王のFW原大智(23)がレンタル期間満了により退団。その原大智の穴を埋められておらず、今季ここまで4試合で2ゴールと決定力不足を露呈している。

 また今月14日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第4節・アンデルレヒト戦では、絶対的ストライカーである日本代表FW林大地(25)が負傷退場。現地メディアの報道によると、林大地は左足首の靭帯を痛めたことにより松葉杖をついており、数週間の戦線離脱が見込まれている。