Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎、ブラジル人FWへのオファー内容判明?8億円要求うけ獲得断念か

ルーカス・ブラガ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は、ブラジル1部サントスに所属するブラジル人FWルーカス・ブラガ(25)の獲得を狙っていたと伝えられている。そんなV・ファーレン長崎のオファー内容を、ブラジルメディア『Santa Cecilia TV』のジャーナリストが報じた。

 V・ファーレン長崎は先月、ファビオ・カリーレ氏の監督就任を発表。元名古屋グランパスFWジョー(35)の獲得が噂されたほか、ルーカスへのオファーも伝えられていたが、今月中旬にカリーレ新監督の教え子であるFWクライソン・ビエイラ(27)の獲得を決めている。

 ルーカスを巡ってはブラジルメディア『UOL』が今月6日、サントスがV・ファーレン長崎のオファーに対して移籍金600万ドル(約8億1500万円)を要求したと報道。クラブ間交渉がストップしたと伝えていた。

 そのV・ファーレン長崎のオファー内容について、『Santa Cecilia TV』のジャーナリストであるフェデリコ氏は「昨日、ルーカス・ブラガの代理人と話した。彼によると、先月日本のクラブからルーカスに対して200万ドル(約2億7000万円)のオファーが届いたが、拒否したという」とツイート。V・ファーレン長崎は3億円近い移籍金を用意していたという。

 なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ルーカスとサントスの契約期間は2026年4月までとのこと。昨年5月に契約延長したこともあり、サントスに同選手売却の意思はなかったと考えられる。