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吉田麻也がレギュラー当確?独紙「わずか2週間で…」シャルケ幹部評価も

吉田麻也 写真:Getty Images

 日本代表DF吉田麻也(33)は、今月はじめにシャルケへ加入。すでに新天地で必要不可欠な戦力となっているようだ。22日、ドイツ紙『DerWesten』が伝えている。

 吉田麻也は先月30日にサンプドリアを契約満了により退団すると、今月5日にシャルケと1年契約を締結。13日の練習試合・サレルニターナ戦でデビューしたほか、17日の練習試合・アウクスブルク戦でも前半45分間ピッチに立ち、安定感抜群のプレーを披露していた。

 『DerWesten』は「アウクスブルクとの練習試合でヨシダは、わずか45分間のプレーでシャルケのファンを納得させた。この日本人に必要な時間は、わずか2週間だった。すでにプレシーズンのビッグウィナーとみられている」と吉田麻也を絶賛。

 「シャルケの守備は安定し、プレーが明確になっているように見えた。アウクスブルク相手に1度しかチャンスを与えなかった。ヨシダは強力なデュエルのリーダーシップ、正確なパス、そして驚くべき冷静さで輝きを放っていた」とアウクスブルク戦でのパフォーマンスを高く評価している。

 さらに「ヨシダがシーズン通してこのレベルを維持できれば、シュレーダーはまたしても称号を手に入れたことになる。シャルケのファンは、すでに絶賛している」と言及。フリートランスファーにより吉田麻也を獲得したルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)の手腕も称えた。

 シャルケは今月31日にDFBポカール1回戦でブレーマーSV(ドイツ5部)と対戦するほか、来月7日には2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でケルンと激突する。新加入選手ながらも副キャプテンを任せられるなど、吉田麻也に対する信頼度はすでに高いようだ。