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守田英正にサンタ・クララ元監督太鼓判!「正しい判断をするために…」

守田英正 写真:Getty Images

 スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は、昨季までCDサンタ・クララでプレーしていた。そんな守田英正をCDサンタ・クララ元監督が絶賛した。22日、ポルトガルのラジオ局『Rádio Renascença』が伝えている。

 守田英正は昨年1月、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからCDサンタ・クララへ完全移籍。海外挑戦1年目から中盤センターでレギュラーに定着すると、今季もプリメイラリーガ(ポルトガル1部)で34試合中25試合に先発出場。監督交代が相次ぐ中でも中盤センターでレギュラーを張り続けていた。

 そして今月1日にスポルティングCPへの完全移籍が正式決定。4日の練習試合・UDヴィラフランクエンセ戦(ポルトガル2部)でデビューすると、13日のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦では自らの縦パスからPKを誘発。先制ゴールを演出するなどアピールに成功している。

 そんな守田英正について、昨年10月までCDサンタ・クララを率いていたダニエル・ラモス氏は「彼は素晴らしいサッカー観を持っており、プロフェッショナル。まわりにポジティブな影響を与える選手だ。正しい判断をするために、試合の局面を分析するクオリティが高い」とコメントを残している。

 なおスポルティングCPは24日にセビージャと対戦するほか、30日にはウルバーハンプトン・ワンダラーズとの練習試合を予定している。CDサンタ・クララの中盤に欠かせなかった守田英正のプレーが、ポルトガル国内屈指の強豪でどこまで通用するのか注目が集まる。