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日本代表・中山雄太が元神戸ポドルスキと共闘?セリエA移籍の噂も…

中山雄太 写真:Getty Images

 日本代表DF中山雄太(25)は、先月末にPECズヴォレを契約満了により退団。今月10日時点で無所属状態であるが、意外な新天地候補が浮上しているようだ。10日、ポーランドメディア『Weszlo』が伝えている。

 中山雄太は2019年1月、明治安田生命J1リーグの柏レイソルからエールディビジ(オランダ1部)PECズヴォレへ完全移籍。2020/21シーズンにレギュラー定着すると、2021/22シーズンもリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。主力選手として活躍していたものの、クラブはリーグ最下位に終わり、2部降格が決まっている。

 そんな中山雄太の去就については今年3月末、セリエA(イタリア1部)のジェノアとボローニャからの関心が伝えられていた。ただ、ジェノアは2022/23シーズンをセリエBで戦うため、今夏の移籍市場で外国籍選手の獲得が不可能となっている。

 またオランダ国内では、エールディビジ4位のトゥウェンテが同選手を獲得にむけてPECズヴォレ側にコンタクトをとったと今年4月に報じられていたが、噂は立ち消えとなっていた。

 その中『Weszlo』の報道によると、ポーランド1部グールニク・ザブジェが中山雄太に関心を寄せているとのこと。現時点でグールニク・ザブジェによる動きは伝えられていないが、左サイドバックの補強を目指す中、中山雄太が獲得候補に浮上しているという。

 グールニク・ザブジェはポーランド1部リーグで14度の優勝を誇る古豪。ただ1987/88シーズンのリーグ優勝を最後のタイトルから遠ざかっており、2021/22シーズンは8位で終えていた。

 またグールニク・ザブジェには、かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(36)が在籍。ポドルスキは今年5月に退団の可能性を示唆していたが、来年6月までの契約延長でクラブと合意している。かつてJリーグの舞台で対峙していた中山雄太とポドルスキが、ポーランドでチームメイトになるかもしれない。