ワールドカップ 日本代表

カタールW杯、日本代表ワントップの座は誰の手に!?候補FW選手まとめ

日本代表 FW前田大然 写真:Getty Images

前田大然(セルティック/スコットランド)

圧倒的なスピードで、スプリント回数(試合中に時速24km以上で走った回数)が攻守に渡って他の選手よりも遥かに多い前田大然。2016年のプロデビュー後、得点力については決して高い評価を得ていたわけではない。

しかし、2021年のJリーグでは23得点をあげて得点王を獲得。2022年から自身2度目の海外挑戦を果たしている。移籍先のセルティックでも、昨2021/22シーズンは途中加入ながら、16試合に出場し6得点と安定した得点力を見せた。これまでの期限付き移籍から、来2022/23シーズンは完全移籍が確定した。

代表ではここまで先発起用はないが、そのスプリント回数はチームへの貢献度の高さでもある。中央で使われる可能性は低いが、得点力と献身性を磨き上げ、カタールW杯までにどれだけ序列を上げられるか注目だ。


日本代表 FW上田綺世 写真:Getty Images

上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)

法政大学在学中からA代表デビューを果たしていた上田綺世。高いシュート能力を持ち、高さもある万能型の選手だ。代表では未だにゴールがなく、特に2019年のコパ・アメリカでは決定機を外すシーンも多く、本人にとっても苦い経験となっただろう。

しかし2019年のプロデビュー後は、鹿島アントラーズにてルーキーイヤーを除いて2桁得点をマーク。今2022シーズンはこれまでよりも早いペースで得点を重ね、ついにこの7月初の海外移籍が発表された。W杯まで残り時間は少ないが、まずは移籍先サークル・ブルッヘでのポジションを確保し、さらなる成長を見せることが求められる。


日本代表 FWオナイウ阿道 写真:Getty Images

その他の候補選手としては、これまで森保監督が招集したことのあるオナイウ阿道や、武藤嘉紀といった面々も挙げられる。さらに7月19日より開幕するE-1選手権では、FW大迫の招集回避が明言され、JリーグやU-23アジアカップ(6月1〜19日)で活躍した選手を一部選出する意向も発表された。残り少ないテスト機会だが、彼らがカタールW杯に向けて一気にファーストチョイスに躍り出る可能性もあるだろう。今後の選出メンバーには一層の期待と注目が集まる。

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名前Sくん
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