元日本代表FW齋藤学(32)は、明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスからKリーグ1(韓国1部)水原三星へ完全移籍。3日のリーグ戦で新天地デビューを飾ったほか、横浜F・マリノス時代を思い出すようなコメントも残している。
齋藤学は横浜F・マリノスや愛媛FC、川崎フロンターレをへて、2021年から名古屋グランパスでプレー。今年5月以降のリーグ戦全試合でベンチ外となると、先月30日に水原三星への完全移籍が正式決定。1年半の契約によりサインを交わしたほか、背番号は「5」に決まっていた。
同選手は3日、Kリーグ1第19節・仁川ユナイテッド戦でベンチ入りすると、0-0で迎えた後半キックオフから途中出場。ゴールを決めることはできず、チームも0-0の引き分けに終わった。
そんな齋藤学は水原三星への加入決定時、クラブを通じて「トリコロールのユニフォームを着ることができて、とても嬉しく感じています」とコメント。下部組織時代も含めて10年以上にわたり在籍していた横浜F・マリノスと水原三星のクラブカラーが、ともにトリコロール(青・白・赤の組み合わせ)であることに触れている。
Kリーグ1はレギュラーシーズン33試合を戦った後、上位6クラブによる優勝プレーオフと下位6クラブによる残留プレーオフを実施。残留プレーオフでは最下位クラブが2部へ降格するほか、5位クラブが入れ替え戦に臨むことになっている。
水原三星は19試合を終えて勝ち点「19」の獲得にとどまっており、12クラブ中11位に低迷。それでも6位の大邱FCとはわずか5ポイント差であるだけに、齋藤学ら新戦力の活躍が期待されている。
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