日本代表と対戦経験のある元ブラジル代表DFジェメルソン（29）は、Jリーグクラブからのオファーを断った可能性があるようだ。
身長184cmで右利きのジェメルソンは、ブラジル1部のアトレチコ・ミネイロやコリンチャンス、リーグアン（フランス1部）の強豪モナコなどでプレー。昨年10月にリーグアンのメスに加入すると、2021/22シーズンはリーグ戦で15試合に先発出場。しかし、今年4月29日に個人的な事情により双方合意のもと契約解除していた。
また、同選手はモナコ在籍時の2016/17シーズンにはセンターバックの主力選手として活躍。リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト4入りに大きく貢献していたほか、2017年6月の国際親善試合・オーストラリア戦でブラジル代表デビュー。2017年11月の国際親善試合・日本戦でもプレーしていた。
そんなジェメルソンの去就についてはブラジルメディア『TORCEDORES』が先月上旬、ブラジル1部ボタフォゴFRやスペイン、イタリア、ポルトガル、アメリカ、メキシコ、日本のクラブによるオファー提示を報じていた。
しかし、アトレチコ・ミネイロが今月20日に同選手の獲得を公式発表。ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン（36）の後釜確保に成功している。またブラジルメディア『Itatiaia』の報道によると、両者は契約期間2年半でサインを交わしたという。
2015シーズン以来となるアトレチコ・ミネイロ復帰を果たしたジェメルソン。欧州での実績が豊富な同選手に対して、どこのJリーグクラブがオファーを提示していたのか気になるところだ。
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