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久保建英、来季も他クラブにレンタルへ。レアルは変わらず将来性に期待

久保建英 写真:Getty Images

 レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍中の日本代表MF久保建英(20)が、来季も武者修行に出る可能性が高いようだ。スペイン『アス』が伝えた。

 2019年夏にFC東京から4年契約でレアル・マドリードへの扉を叩いた久保は、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を経験。今季もマジョルカに再レンタルで加わったが、元日本代表指揮官のハビエル・アギーレ監督が就任して以降はスタメン出場の機会が減り、ラ・リーガ28試合の出場で1ゴール1アシストの成績にとどまった。

 そんな久保の今季のパフォーマンスに関してマドリードは期待外れだと考えており、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールがスペイン国籍を取得してEU圏外枠が1つ空いたとしても来季もレンタルする方針だという。それでも、将来性はいまだに高く評価しているようだ。

 その一方で、ボルシア・ドルトムントに2年間のレンタルで加わったU-23ブラジル代表MFヘイニエルも今夏にマドリードへ復帰することなく、新たなレンタル先を探すとのこと。レンタル先で思うような成長曲線を描けなかったヘイニエルと久保は来季のどのクラブに貸し出されるのだろうか。