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“唾吐き退場”横浜FMロペスに金言!元湘南・新居辰基「JFAの事情聴取で…」

アンデルソン・ロペス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属のブラジル人FWアンデルソン・ロペス(28)は21日、明治安田生命J1リーグ第14節・アビスパ福岡戦でDF宮大樹(26)に対して唾を吐きかけたことにより一発退場。長期出場停止処分の可能性が伝えられている。その中、かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)や湘南ベルマーレなどでプレーしていた新居辰基氏(38)が22日にツイッターを更新。自身の経験談を交えながら、処分内容の軽減方法を明かした。

 横浜F・マリノス対アビスパ福岡では後半32分に横浜F・マリノスがボールを保持する中、アンデルソン・ロペスが後ろから宮大樹に押されると後ろを振り返り、宮大樹に唾を吐きかけていた。そして宮大樹が主審や副審にアピールすると、ファウルでプレーが止まった直後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。その結果、アンデルソン・ロペスに対してレッドカードが提示されている。

 また、日本サッカー協会(JFA)の懲罰規定によると、1回目の唾吐き行為に対しては「最低6試合の出場停止及び罰金処分」と定められている。そのため、アンデルソン・ロペスは少なくとも来月いっぱいまで公式戦に出場できない可能性がある。

 一方で新居辰基氏も湘南ベルマーレ在籍時の2010年8月7日、大宮アルディージャ戦で84分に唾吐き行為により一発退場となっている。そんな新居辰基氏は「ロペス選手の退場を見て…昔唾吐いて退場になったなと」

 「試合後、反さん(反町康治監督)に謝りに行ったら『退場よりも何試合出場停止なのかが問題だ。事情聴取はひたすら謝れ』と言われ数日後2度目の事情聴取でJFAに向かう前にも反省した事を伝えなさいと言われ結果的に6試合の出場停止が2試合になったのを思い出した」と当時の記憶を回顧。

 当時湘南ベルマーレを率いていた反町康治監督からの指示をもとに、厳罰処分を回避するためにとった行動を明かすと、Jリーグファンからは「ロペスに届け」、「経験者は語る」というコメントが寄せられている。

 横浜F・マリノスはアビスパ福岡相手に0-1で敗れたことにより、首位川崎フロンターレと勝ち点差が「5」に広がっている。ここまでリーグ戦で7ゴールをあげているアンデルソン・ロペスを1カ月以上欠くとなると、横浜F・マリノスにとって大きな痛手となるはずだ。