史上最強との呼び声も高い2021/22シーズンのリバプール。プレミアリーグは全38節中第36節を終え、リバプールは現時点2位に位置。2月に行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝ではチェルシーとの激戦を制し、優勝を手にしている。
ユルゲン・クロップ監督のもと組織的な戦術で安定した戦いができ、常に進化し続けるリバプールが「今シーズン成し遂げるかもしれない6つの偉業」についてご紹介したい。
イングランド初「シーズン4冠」の可能性
すでに今2021/22シーズン、カラバオカップを手にしたリバプール。もし今後、プレミアリーグ、FAカップ、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)も全て制覇することになれば、イングランド初の4冠を達成する可能性がある。
プレミアリーグではマンチェスター・シティ(現1位)とのタイトルレースを繰り広げ中。FAカップとCLは決勝まで駒を進めており、4冠を達成するためにはすべての試合1つをも落とすことができない(FAカップ決勝日本時間5月15日対チェルシー、CL決勝29日対レアル・マドリード)。
大抵の場合、いずれかの大会の優先順位を下げてタイトルの可能性がある試合に主力を温存させる動きをとるが、今シーズンのリバプールはそうもいかない。最も集中力が問われる1ヶ月間になるだろう。
CL制覇で「新たな伝説」に
2021/22シーズンのCL決勝はリバプール対レアル・マドリード(日本時間5月29日)。偶然にも2017/18シーズン決勝と同カードになった。当時の決勝は1-3で敗北し優勝までわずかに手が届かなかったリバプールだが、翌2018/19シーズンには再び決勝の舞台に上り詰め、トッテナム・ホットスパーを下してビッグイヤーを手にしている。
近年ここまでCL決勝に進出してきたクラブは、イングランドではリバプール以外にいない。仮に今シーズンCL決勝でレアル・マドリードに勝利すれば、過去5シーズンで2度優勝という大記録を達成することになる。
シティとの激闘を制すと「最多優勝タイ」に
プレミアリーグでは、マンチェスター・シティとの激戦を繰り広げるリバプール。もしリバプールがタイトルレースを制すことができれば、フットボールリーグ時代を含めて20回目のリーグ優勝となり、現在最多優勝記録を持つマンチェスター・ユナイテッドに並ぶことになる。
2018/19シーズンにもマンチェスター・シティとタイトルレースを繰り広げ、わずか勝ち点1差でシティの優勝を止めることが出来なかった。今シーズンは果たしてどのような結末を迎えるだろうか。
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