
日本代表DF冨安健洋(23)はアーセナルで活躍する中、トッテナム・ホットスパーに対して冨安健洋ではなくバルセロナ所属DFエメルソン・ロイヤル(23)を獲得したことが間違いだという指摘が飛んでいる。
冨安健洋は再三にわたりトッテナム・ホットスパーへの移籍が噂されたものの、昨年8月31日にボローニャからアーセナルへ完全移籍。9月11日開催のプレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦でデビューすると、すぐに右サイドバックのレギュラーに定着。自身のパフォーマンスがプレミアリーグでも通用することを証明し、ミケル・アルテタ監督やサポーターからの信頼を掴んでいる。
一方のトッテナムは右サイドバックの新戦力として冨安健洋ではなく、エメルソンを獲得。同選手は今季ここまで右サイドバックやサイドハーフでリーグ戦21試合に先発出場しているが、アントニオ・コンテ監督就任以降は序列低下が顕著になっており、今夏退団が噂されている。
英メディア『HITC』は26日、「2021年夏のトッテナム最悪の契約3選」という見出しのもと、トッテナムの補強に関する特集記事を掲載。期待を裏切った新戦力としてMFブライアン・ヒル(21)、GKピエルルイジ・ゴッリーニ(27)、エメルソン・ロイヤルの名前を挙げている。
そしてエメルソンについては「エメルソンは移籍金2500万ポンド(約40億円)でトッテナムに加入した。エメルソンの争奪戦で敗れたアーセナルはトミヤスとサインを交わした。トミヤスはアーセナルで目覚ましい活躍を見せており、今シーズンのプレミアリーグにおける最高の新戦力のひとりになっている」
「一方エメルソンは期待を裏切るような存在ではなかったものの、トッテナムに大きな失望を与えてしまった印象は否めない。(アントニオ・)コンテ監督就任以降、トッテナムがわずか1年でこの右サイドバックの後釜を獲得しようとしていると報じられた」
「実際、エメルソンのトッテナムでの将来は不透明だ。本人が退団に前向きであることも考えられる。そのため興味を持つクラブが現れれば、トッテナムは放出に応じてもおかしくないだろう」と説明。アーセナルで成功を収めている冨安健洋と比較した上で、同選手に厳しい評価を与えている。
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