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元柏レイソル・オルンガの去就に影響は…中東所属クラブが監督交代発表

マイケル・オルンガ 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグの柏レイソルに在籍していたケニア代表FWマイケル・オルンガ(27)は、中東からヨーロッパへの移籍が噂されている。その中、オルンガを擁するカタール1部のアル・ドゥハイルがルイス・カストロ監督の退任を公式発表した。

 ルイス・カストロ氏はポルトガル1部のポルトやウクライナ1部のシャフタール・ドネツクなど複数クラブを指揮。2020/21シーズン終了後にシャフタール・ドネツクの監督を退任すると、昨年8月からアル・ドゥハイルを率いていた。そのアル・ドゥハイルは今季序盤から順調に勝ち点を積み重ねると、14勝5分3敗、勝ち点47の2位でシーズンを終了。それでもアル・サッドに2シーズン連続となる無敗優勝を許していた。

 アル・ドゥハイルは13日、ルイス・カストロ監督と契約解除で合意に達したと発表。14日にカタール・アミールカップ(カタール国内カップ戦)準決勝のアル・サッド戦を控える中、同監督が今月18日を最後にクラブを離れることやブラジル国内クラブからオファーが届いていることも明らかにしている。また、アル・ドゥハイルはAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ西地区開幕の来月6日までにルイス・カストロの後任監督を発表するとしている。

 そのルイス・カストロ氏については、『グローボ』をはじめ複数のブラジルメディアがカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のボタフォゴFRが同氏の監督就任で合意を取り付けたと報じている。

 一方、オルンガは今季のカタール1部リーグで22ゴールをあげて得点王のタイトルを獲得。アル・ドゥハイルとの契約は2023年6月まで残っているが、リーグアン(フランス1部)の複数クラブやスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェからの関心が伝えられている。