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ユベントス、オーナー問題で揺れるチェルシーMFに注目?現行契約は来夏まで

ジョルジーニョ 写真:Getty Images

 ユベントスが、チェルシーに所属するイタリア代表FWジョルジーニョ(30)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

 2018年夏に推定移籍金5000万ポンド(約77億1000万円)でナポリからチェルシーに活躍の場を写したジョルジーニョは、チームの心臓として中盤に君臨。昨季はクラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇とイタリア代表のユーロ2020優勝に寄与するなど、大車輪の活躍を披露すると、今季もここまで公式戦36試合に出場して9ゴール1アシストを記録している。

 そんなジョルジーニョが在籍するチェルシーはロシアのウクライナ侵攻を受けて、イギリス政府がオーナーを務めるウラジーミル・プーチン大統領と近しい関係にあるロマン・アブラモビッチ氏の資産を凍結。チェルシーもその資産とみなされて現時点で選手の売買が行えないが、クラブが売却されればその状況も変化するという。

 そうしたなか、ユベントスのフットボールディレクターを務めるフェデリコ・ケルビーニ氏は中盤の強化を希望しており、マウリツィオ・サッリ元監督時代にも獲得を目指したジョルジーニョに注目している模様。チェルシーとの現行契約が来夏に満了する同選手の市場価値は4500万ユーロ(約57億5000万円)と見積もられており、年俸は680万ユーロ(約8億7000万円)を受け取っているとみられている。