Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌ジェイ、中島大嘉に”痛快ジョーク”「オレほど良くはないけど…」柏戦2発で逆転勝利に貢献

ジェイ・ボスロイド 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するFW中島大嘉(19)は2日、YBCルヴァンカップグループステージ第2節・柏レイソル戦で2ゴールをあげて勝利に貢献した。その中、昨季まで北海道コンサドーレ札幌でプレーしていたFWジェイ・ボスロイド(39)がジョークを交えながら中島大嘉のパフォーマンスを称えている。

 中島大嘉は国見高校在学中の2020年に北海道コンサドーレ札幌の特別指定選手になると、昨年より北海道コンサドーレ札幌へ正式入団。プロ1年目はし烈なポジション争いもあり公式戦9試合の出場にとどまっていたが、今季はYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・サガン鳥栖戦で途中出場。そして柏レイソル戦でも72分からピッチに立つと、1-2で迎えた85分にクロスからのヘディングシュートで同点ゴールをマーク。そして89分にはフリーキックから再び頭で合わせて勝ち越しゴールを奪っている。

 そんな中島大嘉に対しては試合後、北海道コンサドーレ札幌サポーターから称賛の声が数多く寄せられると、一部からは同選手をジェイの後継者に推す声が上がっていた。これに対してジェイは「ダイキ(中島大嘉)は良い選手だし、学ぶことが多いね。ひとりの人間として彼のことが大好きだけど、オレほど良くはなれないかな。でも良い選手になれるよ!日本にいるほとんどのフォワードに当てはまることだね」と投稿。途中に絵文字やジョークを交えた上で中島大嘉に対してエールを送っている。

 この投稿には、北海道コンサドーレ札幌サポーターから「ジェイはオンリーワンだ!」というコメントが寄せられている一方、中島大嘉の名前を誤ってDaiki(ダイキ)と書いていることを指摘する声も上がっている。

 なお、ジェイは2015年から2シーズンにわたりジュビロ磐田でプレー。2016シーズン終了後に退団して以降はしばらく無所属状態となっていたが、2017年7月に北海道コンサドーレ札幌へ加入している。そして2017シーズンの後半戦で2桁ゴールをあげてチームをJ1残留に導くと、2018シーズン以降も毎年リーグ戦で20試合以上に出場して5ゴール以上をあげるなど、必要不可欠な戦力として活躍。2021シーズンもJ1リーグで24試合に出場していたが、家庭の事情により退団していた。