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横浜FCフェリペ・ヴィゼウ「クラブのプロジェクトが…」早川知伸前監督との確執報道も…

フェルペ・ヴィゼウ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグの横浜FCに所属するブラジル人FWフェリペ・ヴィゼウ(24)が、今冬残留の決断の理由を明かした。23日、ブラジルメディア『LANCE!』が伝えている。

 同選手はセリエA(イタリア1部)のウディネーゼで出場機会に恵まれず、2020年10月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCへ期限付き移籍。しかし、セアラーSCでも出番がほとんどなく、昨年7月下旬に退団。直後に横浜FCへ期限付き移籍により加入していた。

 そんなヴィゼウは昨季、J1リーグで16試合中13試合でピッチに立ったもののスタメン出場はわずか4試合にとどまっていた。また、昨季終了後にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のヴァスコ・ダ・ガマやシャペコエンセ、クルゼイロからの関心が伝えられていたほか、早川知伸前監督のもとでの待遇に不満を抱いているとブラジルメディア『TORCEDORES』が報道。横浜FCがJ2降格という結果に終わっていたものの、残留に落ち着いている。

 ヴィゼウ本人は母国メディアのインタビューに応じると、「日本で契約更新したんだけど、クラブから提示されたプロジェクトがとても良かったし、クラブの体制に文句のつけどころが無かったね。日本は生活や勉強、それに仕事に打ち込むのに素晴らしい国だよ。ここでは(僕のことを)とても歓迎してくれたし、幸せだ。ファンが喜んで幸せな時間を過ごせるようにするためにも、たくさんゴールをあげて良いシーズンを過ごしたいね」とコメント。今冬残留の要因として日本での生活環境やクラブの体制をあげている。

 なお、ヴィゼウは今月19日開催のJ2リーグ開幕節・大宮アルディージャ戦で先発出場して67分までプレー。今季初ゴールこそ挙げられなかったもののチームの勝利に貢献している。