かつてFC町田ゼルビアや鹿児島ユナイテッドFCでプレーしていたFWドリアン・バブンスキー(25)は、横浜F・マリノスや大宮アルディージャに在籍していた兄のMFダビド・バブンスキー(27)とともにハンガリー1部クラブでプレーしていた。しかしブルガリアメディア『TOP SPORT』は22日、弟ドリアンのブルガリア移籍がほぼ確実になったと伝えている。
レアル・マドリードの下部組織出身であるドリアン・バブンスキーは、スペイン3部のCFフエンラブラダやスロベニア1部のNKオリンピア・リュブリャナなど複数クラブをへて、2017年8月にFC町田ゼルビアへ加入。すぐに鹿児島ユナイテッドFCへレンタル移籍となったが鹿児島ユナイテッドFCでは出番がほとんどなく、2018年にFC町田ゼルビアに復帰。2020シーズンまでFC町田ゼルビアでプレーした後はブルガリア1部のPOFKボテフ・ヴラツァに在籍していたが、先月17日にハンガリー1部のデブレツェニと2024年6月までの2年半契約を締結。兄ダビドと初めてチームメイトになり、現地や日本国内で話題を呼んでいた。
そんな弟ドリアンは今月13日開催の第20節・メゼーケヴェシュド・ジョーリSE戦で初めて兄ダビドとともにスタメン出場。そして19日の第21節・プスカシュ・アカデーミア戦でも兄弟揃って先発出場すると、ドリアンは2ゴールをあげる活躍でチームを勝利に導いていた。
ところが『TOP SPORT』はブルガリア1部のCSKAソフィアがドリアン・バブンスキーの獲得で基本合意に達したと報道。今季いっぱいはデブレツェニでプレーし、シーズン終了後にチームへ合流することが決まったようだ。
なお、CSKAソフィアは2020/21シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージに参戦。今季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)に出場したものの、1分5敗でグループステージ敗退という結果に終わっている。一方、国内リーグ戦では20試合を終えて勝ち点44を獲得。首位ルドゴレツから4ポイント差の2位につけている。
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