日本代表・海外組 海外日本人選手

香川真司が伊東純也から刺激!「ゴールで大喜びでした」カタールW杯出場目標も公言

伊東純也(写真右) 写真:Getty Images

 日本代表FW伊東純也(28)は1日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・サウジアラビア戦で1ゴール1アシストをマークして勝利に大きく貢献した。その伊東純也の活躍ぶりに、シント=トロイデンVV(STVV)所属の元日本代表MF香川真司(32)も刺激を受けているようだ。2日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。

 伊東純也はカタールW杯最終予選で累積警告により出場停止となった敵地でのサウジアラビア戦をのぞき、ここまで全試合で先発出場。昨年11月11日に行われたベトナム戦から今月1日開催のサウジアラビア戦まで4試合つづけてゴールをマークするなど、攻撃陣に必要不可欠な戦力となっている。

 また、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクでも、右ウイングを主戦場に今季ここまでリーグ戦23試合中22試合で先発出場して5ゴール10アシストをマーク。昨年11月に一時不振に喘いでいたものの、12月の監督交代以降はリーグ戦で3ゴール5アシストをあげるなど、本来のパフォーマンスを取り戻している。

 一方、香川真司は昨年12月18日にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪PAOKを契約解除により退団。明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪復帰やMLS(メジャーリーグサッカー)挑戦が噂されていたものの、先月10日にSTVVへの加入が決定。今週なかばに東京都内で入団会見を行うと、24日に現地入り。ビザ発給に関する問題でしばらく個別トレーニングが続いていたが、今月1日から全体トレーニングに合流している。

 そんな香川真司は地元メディアのインタビューで日本代表復帰への強い思いがあるか聞かれると「日本代表は大事な試合を終えたばかりです。ヘンクの伊東選手がゴールを決めたのには大喜びでしたよ。カタールでのワールドカップ(でプレーする)のことはもちろん考えていますよ」とコメント。伊東純也の活躍に刺激を受けたことを明かした上で、自身もW杯出場を目指していることを明かした。

 なお、日本代表はカタールW杯アジア最終予選で8試合を消化し、勝ち点18を獲得。首位サウジアラビアから1ポイント差の2位につけている。また、3位のオーストラリアは今月1日開催のオマーン戦で引き分けに終わっている。そのため日本代表は3月24日のオーストラリア戦で勝利すれば、W杯本大会出場が確定する。