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浦和モーベルグの近況を母国紙報道!コロナ禍の水際対策で入国日未定…

ダヴィド・モーベルグ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは先月30日、チェコ1部のスパルタ・プラハから元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(27)を完全移籍により獲得している。その中、スウェーデンの全国紙『エクスプレッセン』が28日、モーベルグの近況を伝えた。

 同選手はスウェーデン1部の強豪IFKヨーテボリでプロデビューすると、2013年7月に当時プレミアリーグ所属のサンダーランドへ完全移籍。しかしサンダーランドでは出場機会を得られず、スコットランドのキルマーノックFCやデンマーク1部のノアシェランなど複数クラブをへて、2019年1月にスパルタ・プラハへ移籍。スパルタ・プラハでは加入当初から右ウイングでレギュラーをつかんでいたが、今季はリーグ戦で19試合中7試合の先発出場にとどまっていた。

 そんなモーベルグはすでに浦和レッズへの加入が決定。しかし、日本政府の新型コロナウイルス水際対策により来月末まで新規外国人の入国が認められておらず、同選手の入国日も現時点で未定となっている。

 その中、『エクスプレッセン』の報道によると、モーベルグはIFKヨーテボリでトレーニングを積んでいるとのこと。日本への入国が可能となるまで、しばらく古巣クラブのもとに滞在するようだ。

 なお、モーベルグは浦和レッズでの背番号が「10」に決まるなど、クラブ幹部やサポーターから大きな期待を背負っている。それだけに、いち早い入国規制緩和と同選手の来日が待たれる。