ラ・リーガ バルセロナ

トッテナム移籍濃厚から一転…ウルブスFW、買い取りOP付きのレンタルで古巣復帰へ

アダマ・トラオレ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナが、ウルバーハンプトン・ワンダラーズのスペイン代表FWアダマ・トラオレ(25)の獲得を決定的としたようだ。複数メディアが伝えた。

 バルセロナ下部組織出身のトラオレは2013年にトップチームデビュー後、アストン・ビラやミドルスブラを経て、2018年夏からウルブスでプレー。今季はここまでプレミアリーグ19試合で1ゴールの成績にとどまっているが、爆発的なスピードとドリブルテクニック、強靭なフィジカルを武器にリーグ屈指のドリブラーとして評価を高めている。

 そんなトラオレはアントニオ・コンテ監督が高評価するトッテナム・ホットスパーへの移籍が間近に迫っていたが、急転直下で古巣のバルセロナ移籍が目前に迫っている模様。イギリス『アスレティック』によれば、3500万ユーロ(約45億円)の買い取りオプションが付随したレンタルで両クラブはクラブ間合意に至ったようだ。

 また、バルセロナは28日にトラオレのメディカルチェックを行うとのこと。なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バルセロナは財政難を抱えているものの、6月までの給与を全額負担すると伝えている。