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鹿島復帰・鈴木優磨が意味深投稿も…伊藤達哉、今冬Jリーグ移籍は消滅か!

ハンブルガーSV在籍時の伊藤達哉 写真提供: Gettyimages

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW伊藤達哉(24)は、Jリーグ復帰が噂されていたが、欧州クラブへ移籍するようだ。20日、ベルギーメディア『HBVL』が伝えている。

 伊藤達哉は2019年8月、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハンブルガーSVからSTVVへ完全移籍。加入1年目にリーグ戦で7試合の出場に終わると、今季も東京五輪U24日本代表FW林大地(24)やFW原大智(22)とのポジション争いでおくれをとり、ここまでわずか4試合の出場にとどまっている。

 また、同選手はSTVVとの現行契約が来年6月までである中、昨年12月28日のジュピラー・プロ・リーグ第21節・KASオイペン戦後にFW鈴木優磨(25)と同じくチームメイトやスタッフと長い時間にわたり握手や抱擁を交わしていたことから、今月中に退団するという見方が広まっている。

 そんな伊藤達哉は、年明けに鈴木優磨の復帰を知らせる鹿島アントラーズ公式ツイッターアカウントの投稿に反応。これに対して、鈴木優磨は「待ってるよbro」と投稿していたことから、日本国内では伊藤達哉のJリーグクラブ移籍を予想する声が上がっていた。

 しかし、『HBVL』の報道によると、伊藤達哉はドイツ3部クラブへ完全移籍する可能性が高いとのこと。具体的なクラブ名については伝えられていないが、今冬の移籍ウィンドウで日本に帰国することはないようだ。

 なお、伊藤達哉は柏レイソルの下部組織出身であり、日本体育大学柏高校を卒業する前にハンブルガーSVの下部組織加入が決まった過去を持っている。Jリーグクラブのトップチームでプレーした経験がない中、同選手は欧州でのプレー続行にこだわっているかもしれない。