Jリーグ 浦和レッズ

元スウェーデン代表MF、複数クラブからオファーも浦和入りの理由に「エミルと話して…」

ダヴィド・モーベルグ 写真提供: Gettyimages

 スパルタ・プラハ(チェコ)から浦和レッズに加入した元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグが、Jリーグ移籍を決断した理由を語った。スウェーデン『Fotbollskanalen』が伝えた。

 スウェーデン代表として3キャップ1ゴールを誇るモーベルグはスピードに乗ったドリブルで相手DFを翻弄する左利きのウインガー。母国のヨーテボリでプロキャリアをスタートさせると、欧州の複数クラブを経て、2018年12月にスパルタ・プラハに加わり、今季の公式戦22試合で5ゴール3アシストの数字を残している。

 浦和の新戦力として期待が集まるモーベルグが今冬にメジャーリーグ・サッカー(MLS)を含めた複数クラブからオファーが届いていたことを告白。そのなかで、サンフレッチェ広島やアビスパ福岡でプレーした元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソンから話を聞いていたことがJリーグ移籍の決め手の1つであることを明かした。

 「僕とクラブの間にはちょっとした暗黙の了解があった。昨夏に契約延長しないかもしれないと言ってから移籍金を回収できるうちに僕を売りたいと思っていた。だから、双方に良いことがあれば移籍しても良いとなっていたんだ」

 「僕は本当にほとんどのことにオープンだった。それがヨーロッパであろうとなかろうとね。他にも具体的なオファーがあったことは知っている。興味深いものがいくつもあった。でも、浦和からのオファーが届いた時に不思議と違和感がなかったんだ。他の選手から日本がどんなところかを聞いたりしたよ。エミルと話をしたけど、ポジティブなことしか聞いていない。だから、この話が浮上した時、クールな冒険に思えたよ」

 「クラブについては言及しないが、大西洋の反対側からのオファーもあったし、MLSかも具体的な話があった。それから、ヨーロッパのクラブも視野に入れていた。でもリーグと国の両方についてポジティブな話しか聞かないクラブが僕を欲しがるなんて、とてもユニークだと思ったんだ。そして、日本が気になっていた」