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浦和幹部、興梠慎三の札幌移籍で声明「ベストな選択だったと言えるよう…」

興梠慎三 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは29日、元日本代表FW興梠慎三(35)が北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍することを公式発表している。そんな興梠慎三について、西野努TD(テクニカルダイレクター)が声明を発表した。

 興梠慎三は鹿島アントラーズを2012年に退団し、浦和レッズへ加入。加入1年目の2013シーズンから昨季まで8シーズンつづけてリーグ戦2桁ゴールをマークしていた。しかし、今季はリカルド・ロドリゲス監督のもと、元デンマークU21代表FWキャスパー・ユンカー(27)の加入もありJ1リーグ20試合の出場にとどまると、1得点という結果に終わっていた。

 そんな興梠慎三の去就を巡っては、以前から北海道コンサドーレ札幌へ移籍する可能性が取りざたされていたが、今月29日になって1年レンタルという形で正式決定している。

 これについて、西野努TDは「チームの将来、選手個人のキャリア、そして選手を応援して下さるファン・サポーター、パートナー企業の方々、全てのみなさまにとって結果的にベストな決断とするべく、このたび、興梠慎三選手を期限付き移籍させることを決断いたしました。1年後にこの期限付き移籍が、浦和レッズにとっても選手個人にとってもベストな選択だったと言えるよう、選手と共に継続して努力してまいります」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。