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清水移籍の噂も!元新潟コルテースが2部降格クラブ退団!元バイエルンDFも契約満了

ブルーノ・コルテース 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命Jリーグのアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人DFブルーノ・コルテース(34)は、清水エスパルスからの関心が伝えられている。その中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)へ降格したグレミオは15日、コルテースら3選手の退団を公式発表した。

 グレミオは今年5月にユベントスからブラジル代表MFドウグラス・コスタ(31)をレンタルにより獲得するなど、戦力強化を行っていたが、今季は序盤から苦戦。9月に一時期2部降格圏を脱したものの、その後は再び黒星が先行。ECバイーアやスポルチ・レシフェ、ECジュベントゥージなど複数クラブとの1部残留争いを繰り広げる中、先月には3連勝で盛り返したものの、16位のECジュベントゥージとわずか3ポイント差の17位で終了。来季2部降格が決まっている。

 これにより、グレミオは複数選手の慰留が年俸面の観点から難しくなると伝えられていた。その中、クラブは今月末に契約満了を迎えるコルテース、かつてバイエルン・ミュンヘンでプレーしていたDFラフィーニャ(36)、FWディエゴ・ソウザ(36)の3選手と契約を更新しないことを発表している。

 コルテースはボタフォゴFRやサンパウロ、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ベンフィカ等をへて、2015年にサンパウロからの2年レンタルによりアルビレックス新潟へ加入。来日1年目からJ1リーグで26試合に出場すると、翌2016シーズンもリーグ戦27試合に出場していた。

 そして2017年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のグレミオへ加入。1年目にしてコパ・リベルタドーレス(南米選手権)優勝に貢献し、UAE開催のFIFAクラブワールドカップに出場。そのクラブW杯では、準決勝で元日本代表MF本田圭佑(35)を擁する北中米カリブ海王者のパチューカを下すと、決勝ではUEFAチャンピオンズリーグ覇者のレアル・マドリードと対戦。コルテースはいずれの試合でもフル出場していた。

 なお、コルテースの去就を巡っては、清水エスパルスやサウジアラビア1部のアル・ナスルが同選手の代理人にコンタクトをとったと、10月末にブラジルメディアが報じている。34歳とすでにベテランの域を迎えているコルテースの動向に注目が集まる。