カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセでプレーしているブラジル人FWアンドレ・ルイス(24)は、Jリーグ移籍が噂されていたが、再び韓国へ舞台を移す可能性が高まっているようだ。17日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
同選手はブラジル国内の複数クラブを渡り歩くと、2019年1月にコリンチャンスへ完全移籍。しかし、コリンチャンスでは出場機会を得られず、加入からわずか5か月後にフォルタレーザへレンタル移籍。昨季はレンタルの身でKリーグ2(韓国2部)の大田に在籍すると、リーグ戦で13ゴールをマーク。そして今年3月にはアトレチコ・ゴイアニエンセへレンタルにより加入。ただ、ストライカーではなく、主に右サイドやトップ下で起用されていることもあり、ここまでリーグ戦で21試合の先発出場でわずか1ゴールにとどまっている。
そんなアンドレ・ルイスは、アトレチコ・ゴイアニエンセでのレンタル期間が今年12月末に満了を迎えるほか、保有元のコリンチャンスとの契約は来年12月までとなっている。また、先月中旬にはブラジルメディア『MEU TIAMO』が日本と韓国から同選手獲得の打診があったと報道。さらに、『iG Esporte』は具体的なクラブ名は明らかになっていないものの、移籍金1200万レアル(約2億5000万円)によるオファーが届いたと伝えていた。
その中、『グローボ』の報道によると、韓国国内のとあるクラブがすでにアンドレ・ルイスの獲得調査に乗り出しているほか、今週末にもコリンチャンスとの交渉を進める可能性が高いとのことだ。
なお、コリンチャンスはアンドレ・ルイスを複数回レンタル移籍させたことにより、すでに50万ドル(約5700万円)の収入を得ているほか、来季の構想に同選手を含めていないことから、今冬放出の方針を固めているものとみられる。
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