Jリーグ

ブラジル1部昇格の立役者がJリーグ移籍熱望!クラブ幹部はフリー流出覚悟

Jリーグの試合球 写真提供: Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のゴイアスに所属するブラジル人DFレイナルド(24)は、来季Jリーグでプレーする可能性があるようだ。8日、ブラジルのラジオ番組『Feras do Esporte』が伝えている。

 身長186cmの同選手は、現在ブラジル2部のポンチ・プレッタでプロキャリアをスタートすると、ECジュベントゥージやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のモレイレンセFCをへて、今年5月のゴイアスへ加入。今季はリーグ戦全38試合中34試合で先発出場するなど、センターバックの主力として活躍していた。

 また、ゴイアスは先月29日の最終節・ブルスケ戦で2-2と引き分けたものの、勝ち点65を獲得した今シーズンを終了。リーグ優勝こそ逃したものの、2位でブラジル1部昇格を果たしている。

 そんなレイナルドの去就を巡っては、ゴイアスとの契約が今月末に満了を迎える中、退団に向かっているとのこと。ゴイアスの副会長は『Feras do Esporte』のインタビューで「おそらくレイナルドはとどまらないだろう」と主力選手の流出を覚悟。その上で「レイナルドの代理人は日本からのオファーを待っており、(Jリーグクラブとの)交渉をうまくまとめられると私に告げた。レイナルドに対しては、日本のクラブと契約を結ばず、我々がディフェンダーを獲得しない場合に交渉することができると伝えている」とコメントを残した。

 なお、ゴイアスはブラジル人FWアレフ・マンガ(26)の今冬退団が確実となっている。マンガは今年5月にボルタ・レドンダからレンタル移籍で加入していたが、ゴイアスは130万レアル(約2600万円)を支払って保有権の50%を購入するオプションを先月30日までに行使しなかった。また、マンガには日本やUAE、サウジアラビア、アメリカ、メキシコのクラブからの関心が伝えられているが、本人はブラジル1部でのプレーを望んでいることを明らかにしている。