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香川真司、C大阪復帰の噂が再燃!PAOKへ移籍金支払い覚悟と海外報道

香川真司 写真提供:Gettyimages

 ギリシャの強豪PAOKテッサロニキに所属する元日本代表MF香川真司(32)は、ここにきてセレッソ大阪復帰の可能性が再び噂されているようだ。26日、韓国メディア『スポーツソウル』が伝えている。

 香川真司は今年1月にPAOKへ加入すると、今夏に移籍が噂された中で残留。しかし、9月12日開催のギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節・PASヤニナ戦で先発出場した際、60分に迎えた決定機でシュートを外すと、直後の61分に途中交代。PAOKは格下相手に0-1と敗れ、試合後には現地メディアが同選手のパフォーマンスに厳しい評価を下していた。

 その後、同選手は外国籍選手枠の兼ね合いもあり、しばらくベンチ外になるなど厳しい立場に置かれている。また、今月7日のギリシャ・スーパーリーグ第9節・パナシナイコス戦では、トップ下でレギュラーに定着しているブラジル人MFドウグラス・アウグスト(24)をはじめ4選手のコンディション不良により開幕節以来となるベンチ入りを果たしたものの、結局ピッチに立つことはなかった。

 そんな香川真司はPAOKとの契約を来年6月まで残しているものの、すでにラズバン・ルチェスク監督の構想から外れており、以前から今冬移籍の可能性が伝えられている。また、ギリシャメディア『sportime』はセレッソ大阪がフリーでの獲得を望んでいるため、PAOKが少額の移籍金を要求する場合には獲得を諦める可能性があると報道。くわえて選手サイドはセレッソ大阪復帰ではなく、メジャーリーグサッカー(MLS)挑戦を望んでいるとみられる。

 しかし、『スポーツソウル』は「セレッソ大阪が移籍金を支払ってでも香川真司の獲得に向かう」と主張。来季の構想に同選手を含めているという見解を示しているほか、現在セレッソ大阪を率いる小菊昭雄監督が香川真司をスカウティングした過去にも触れている。本人が海外でのプレー続行を望む中、果たしてセレッソ大阪が今季終了後に復帰オファーを提示することはあるのだろうか。