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元広島監督ヤンセン、自伝で認知症告白!浦和ではオフトの右腕務める

サンフレッチェ広島

 かつて明治安田生命Jリーグのサンフレッチェ広島を指揮し、浦和レッズでアシスタントコーチを務めていたビム・ヤンセン氏が、認知症であることを明かした。

 現在74歳のヤンセン氏は、現役時代にエールディビジ(オランダ1部)のフェイエノールトやアヤックスなどでプレー。引退後は指導者の道を歩んでおり、古巣フェイエノールトのアシスタントコーチや暫定監督を務めたほか、テクニカルディレクターとして編成面を手がけていた。そして1995シーズンから2年間にわたりサンフレッチェ広島を率いると、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)のセルティックも指揮。その後、2002年に浦和レッズがハンス・オフトを招へいすると同時に、ヤンセン氏はアシスタントコーチに就任している。

 同氏は2005年から再びフェイエノールトのフロントや現場で仕事していたが、今月27日に自伝『Meesterbrein』が出版。その中で、物忘れが増えていることを気にして病院で診断を受けた結果、初期の認知症であることが分かったという。

 この自伝はオランダ国内で販売されているが、現在は英語版の作成が進んでいるとのこと。Jリーグファンの中にも、ヤンセン氏の今を知りたい人は多いかもしれない。