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小川慶治朗と共闘なるか?元イングランド代表MF巡る争奪戦勃発!週給は1500万円に

ヴィッセル神戸在籍時の小川慶治朗 写真提供:Gettty images

 かつてエバートンやマンチェスター・シティでプレーしていた元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(30)は、Aリーグ(オーストラリア1部)への移籍が噂されている。その中、シドニーの現地紙『Sydney Morning Herald』は15日、横浜FCからFW小川慶治朗(29)の獲得を決めたウェスタン・シドニー・ワンダラーズを含む2クラブが争奪戦を繰り広げていると報じた。

 ロドウェルはエバートンの下部組織出身であり、16歳でプロデビュー。2011年11月の国際親善試合・スペイン戦でイングランド代表での初出場を飾ると、2012年夏にはマンチェスター・シティへ完全移籍していた。マンチェスター・シティでは2013/14シーズンにプレミアリーグのタイトルを獲得したものの出場機会に恵まれず、2014年夏にサンダーランドへ完全移籍。その後はブラックバーンやシェフィールド・ユナイテッドに在籍していたが、昨季終了後にシェフィールド・ユナイテッドを退団して以降は無所属状態となっていた。

 同選手の去就を巡っては、シドニーFCが関心を示さない中、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズとマッカーサーFCが選手サイドのコンタクトをとっているとのこと。週給は13万ドル(約1500万円)にのぼることが予想されている。また、ロドウェルの家族は妻がシドニー出身ということもあり、オーストラリアに永住することを決断。現在はオーストラリア北部のダーウィンで隔離期間を過ごしているという。

 なお、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズを率いるカール・ロビンソン監督は、オーストラリア国内メディア『FTBL』の取材に対してオーストラリア国外から2選手を獲得する方針を明らかにしており、すでに明治安田生命J1リーグの横浜FCから小川慶治朗が来年6月までのレンタルにより加入している。

 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズの公式サイトを通じて「海外でのプレーが夢だった」と語っていた小川慶治朗だが、はたしてプレミアリーグでの実績を持つロドウェルとの共闘は実現するのだろうか。