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ローマFWがラツィオへ禁断の移籍か!チェルシー在籍時の恩師と再会へ

ペドロ 写真提供: Gettyimages

 ローマのスペイン代表FWペドロは、ライバルクラブであるラツィオへの移籍間近となっているようだ。18日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアが一斉に報じている。

 ペドロは昨夏にチェルシーを契約満了により退団し、ローマへ加入。昨季は数度の負傷離脱がありながらも、セリエAで20試合、UEFAヨーロッパリーグで9試合に先発出場していた。しかし、ジョゼ・モウリーニョ新監督のもとでは構想外となっており、プレシーズントレーニングにも参加していなかった。

 一方、ラツィオはかつてナポリやチェルシー、ユベントスを率いていたマウリツィオ・サッリ氏が指揮官に就任。攻撃陣の新戦力候補として、今週に入ってペドロの名前があがると、選手サイドと2年契約を結ぶことで合意に達した模様。また、ローマは同選手との契約を2023年6月まで残しているが、選手サイドからの合意を得た上で近日中にも契約解除するものとみられる。

 なお、ペドロはチェルシー在籍時にサッリ元監督のもとで仕事をしており、2018/19シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ制覇を成し遂げている。今回の禁断の移籍は、サッリ監督の要望によるものであるとの見方が広まっているが、ラツィオのサポーターの間では反発の声が上がっているとのことだ。