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C大阪、大阪ダービー3連戦でGK問題が…ダンバンラムがW杯最終予選ベトナム代表に招集

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 ベトナムサッカー連盟(VFF)は来月にFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合へ臨むベトナム代表に、明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するGKダン・バン・ラムを招集する決断を下したようだ。18日、ベトナムメディア『tuoi tre』が報じている。

 ベトナム代表はW杯カタール大会のアジア2次予選・グループGを5勝2分1敗で終えて勝ち点17を獲得。グループ2位で最終予選進出を果たしている。また、最終予選ではオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、日本と対戦することがすでに決まっている。

 ベトナム代表は来月2日にサウジアラビア戦に臨み、9日にはオーストラリアと対戦する。ワールドカップ出場の実績を持つ2か国との対戦を控える中、今月5日からハノイで代表合宿を行っているが、ダン・バン・ラムはセレッソ大阪でトレーニングを行っているため参加していなかった。

 しかし、代表チームを率いるパク・ハンソ監督は、インターナショナルマッチウィークの期間限定でダン・バン・ラムを招集する決断を下した模様。ベトナム代表一行は27日にサウジアラビアへ向けて出発する予定となっているが、同選手はセレッソ大阪からの離脱後、直接サウジアラビアへ向かうようだ。

 一方、セレッソ大阪は今月25日に明治安田生命J1リーグ第26節・湘南ベルマーレ戦を戦うと、28日に第27節・ガンバ大阪戦に臨む。さらに翌週にはYBCルヴァンカップ・ノックアウトステージの準々決勝でホームアンドアウエー方式によりガンバ大阪と再び顔を合わせることになっている。

 この大阪ダービー3連戦をインターナショナルマッチウィーク期間中に迎えるセレッソ大阪としては、正守護神のGKキム・ジンヒョンも韓国代表に招集される可能性があるだけに、ゴールキーパーの陣容で頭を抱えることになるかもしれない。