セリエA インテル

インテル、ナポリFWへ獲得候補変更か!インザーギ新監督の教え子が本命も…

ロレンツォ・インシーニェ 写真提供: Gettyimages

 インテルはナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの獲得に乗り出す可能性があるようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 インシーニェは下部組織在籍時からナポリ一筋のキャリアを歩んでいる。これまで前線の主力としてチームを支え続けているが、昨季もセリエAで33試合に先発出場して19ゴールをマーク。多くの公式戦でキャプテンを任せられるなど、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督から信頼をつかんでいた。

 ナポリはインシーニェとの現行契約が来年6月までとなっているが、直近数カ月間において契約延長にむけた動きに進展がない模様。また、今月11日に同選手の代理人はナポリのトレーニングを視察したものの、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長との会談は行われなかったほか、ナポリは3000万ユーロ(約39億円)以上での売却も視野に入れているという。

 一方、シモーネ・インザーギ新監督のもとで今シーズンに臨むインテルは、前線の新戦力としてラツィオのアルゼンチン代表MFホアキン・コレアをトップターゲットに掲げているものの、ラツィオは移籍金として少なくとも3700万ユーロ(約48億円)を求めているという。そのため、インテルはコレアよりも安価での獲得が可能なインシーニェにターゲットを切り替える可能性があるようだ。

 なお、インテルはチェルシーから移籍金1億1500万ユーロ(約150億円)を受け取るかわりに、ベルギー代表FWロメル・ルカクを放出することがほぼ確実となっている。また、ルカクの後釜としてローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得がほぼ確実となっている。