プレミアリーグ

2021/22シーズンこそ期待したいプレミアリーグ6選手

リバプールFW南野拓実 写真提供:Gettyimages

南野拓実(リバプール)

レッドブル・ザルツブルクでの活躍ぶりが実を結び、アンフィールド(リバプール本拠地)で戦うメンバーの一員として認められた南野拓実。アーリング・ハーランドやファン・ヒチャンとともにCLを勇敢に戦った“あの頃”が懐かしい。オーストリアからの新参者を温かく迎えたリバプールだが、まだファンは本当の南野を目撃することができずにいる。

何とかパフォーマンスを向上させようと、2020/21シーズン途中からはサウサンプトンに期限付き移籍で拠点を移しその時を待った南野。しかしラルフ・ハーゼンヒュットル監督と結託してもパフォーマンスは中々上がらない。覚醒を期待したが何も得られずリバプールに戻ってきた格好だ。

機転の効いたプレーとゴールアシストどちらの役割も担える南野は、前線だけでなく中盤でも輝ける場所がある。徐々に他の前途有望なヤングスターも頭角を現しつつあるリバプールで、埋もれないように新シーズンこそ意地を見せてほしい。


ウェストハムFWサイード・ベンラーマ 写真提供:Gettyimages

サイード・ベンラーマ(ウェストハム)

2020/21シーズンよりブレントフォードからウェストハム・ユナイテッドへ新天地を求めたサイード・ベンラーマ。加入当初は期限付き移籍だったが、2021年冬には完全移籍することが発表された。ベンラーマの実力を見込んでの買い取りであると推測するが、ブレントフォード時のようなゴール量産体制には至っていない。

昨シーズンは1ゴール6アシストに終わりプレミアリーグ初年度としてはまずまずの結果と受け止められなくもないが、チャンピオンシップ(イングランド2部)では2桁得点を見せた本人はこの結果に納得していないに違いない。新シーズンには、かつてブレントフォードでブライアン・ムベウモやオリー・ワトキンスと3トップを組んだ時のようなゴール前での脅威が見られることを期待したい。


アーセナルFWニコラ・ペペ 写真提供:Gettyimages

ニコラ・ペペ(アーセナル)

2019/20シーズンにクラブ史上最高額の移籍金である7200万ポンド(約93億円)でリーグ・アン(フランス)のリールからアーセナルへ入団したニコラ・ぺぺだが、アーセナルでの2シーズンを振り返っても移籍金に見合う魅惑的なプレーは見られない。ぺぺ自身も「時間が欲しい」とメディアに吐露していたが、時間をかけて印象を残したプレーがエズジャン・アリオスキ(リーズ・ユナイテッド)への頭突きでは示しがつかない。

しかし昨シーズン終盤のペペは、2戦連続2ゴールを決めるなどチームを牽引するに相応しい活躍を見せている。新シーズンこそ連携力を高め、自身のパフォーマンスを向上させることに期待したい。

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名前:秕タクオ

国籍:日本
趣味:サッカー、UNO、100均巡り

サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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